長野県 奈良井宿

憧れてたんです、奈良井宿とか妻籠宿の宿場町。念願かなって行って来ました。

松本駅から乗り換えなしで奈良井駅まで。ど平日の火曜日だというのに、電車内は日本人観光客やら外国人観光客やらで賑わっていました。峠越えをされるのか登山スタイルの方も一定数みられます。45分もかからない位で奈良井駅に到着。

時代を感じさせる看板

駅前から左へ向かって歩くとあっという間にタイムスリップ。近代以前に戻ったかのような。ザ・宿場町!

ここにも沢山のお水が湧いています。今も昔も水が豊富に湧いて出てるんですね。どんな人たちがこの水を飲んでホッとしたんでしょうか?長い中山道を歩き続けてたどり着いた宿場町に水が豊富に湧いている。嬉しかったでしょうね。今日はかなり寒い日ですが(気温3℃!!)、夏なんて嬉しくてたまらなかったでしょう。

奈良井宿の端っこの方にある「鎮神社」に向かいます。街並みに見とれて歩いているとあっという間に着きました。

「本日お邪魔しております」とお参り。

今日はお昼にお蕎麦を食べようとたくらんでいたので、ここまで歩く中で気になったお店へゴー。ひとり旅中は観光する時によく歩くのですが、歩き回っているうちにお昼を食べるタイミングを失い、お店に巡り合えずガーン…ってパターンをよくやってしまうので、本日はお昼ご飯を食べる!を意識して動いております。

こちらのお店でお蕎麦を頂きました!

徳利屋さんです。建物がすごい!

囲炉裏に火が入ってました。

お蕎麦もおいしく、寒かったこの日は蕎麦湯もありがたーい。

新そばです。この季節ならでは。
揚出し豆腐。上にはお味噌が乗ってます。

ご飯もちゃんと食べれて満足な気持ちのまま腹ごなしにまた散歩。

すごい杉玉がかかっているお店がありました。これは酒蔵でしょ。この時期に旅するとき、自分土産によく買うのが「ご当地酒粕」です!杉玉は見逃しません(笑)

ところが意気揚々と入店したものの、お店のスタッフさんがなんだか戸惑っている感じ。「ん?」とは思ったもののこちらから声掛けせねば!と思った私。

私「すいません、観光客です。酒粕ってありますか?」

スタッフさん「え・・・・?」

私「あ、ただの観光客なんですけど酒粕はありますか?」

スタッフさん「すいません、ここはホテルなんです」

私「すいません!!失礼しました!!」

いやー、驚きました。玄関上に立派な杉玉が下がってるし、玄関横の年季の入った看板に「酒造」とあったもんで、最近よく見るリノベした歴史ある酒蔵なんや!と思い込んでしまって。いやー恥ずかしかった。

恥ずかしさを抱えたまま、気を取り直して「木曽の大橋」を見にまた歩く。

立派な木組みの大橋です。どないして組んでんのやろ?と思う橋です。

奈良井宿は色んな意味で忘れがたい場所となりました。

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